金融経済新聞に「高齢社会の人的資本経営~産業ジェロントロジー的人材経営 ~」第2回が掲載されました
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2025年11月25日
金融経済新聞に「高齢社会の人的資本経営~産業ジェロントロジー的人材経営~」第2回が掲載されました。
代表理事の﨑山みゆきが、10月から金融経済新聞(毎週月曜日発行)の第3月曜日号にて、
「高齢社会の人的資本経営~産業ジェロントロジー的人材経営~」と題して連載しています。
第2回は、「高齢社会における人材戦略の立て方」(2)です。
<概要>
人生100年時代、企業と個人の持続的成長のためには、キャリア自立の促進が不可欠です。これは、個人が自らの意思で職業人生を設計し、主体的に行動する力であり、高いワークエンゲージメント維持に繋がります。
- 1. 企業の現状と50代への投資の必要性
- ◆支援状況: キャリア形成支援施策を導入している企業は約40%に留まっており、十分とは言えません。
- ◆世代間の違い: 40代は昇進・転勤などで学習機会が多いのに対し、50代は体力・記憶力の低下や家族イベントの増加などで行動の自由度が下がりがちです。
- ◆50代への支援: 研修重点が40代に偏りがちですが、50代は雇用延長後も「結晶性知能」(経験に基づく知恵)を活用した活躍が期待されるため、キャリア自立支援が必須です。
- 2. 科学的アプローチとAI活用プログラム
キャリア自立を促す鍵は「根性論」ではなく、加齢に関する科学的知見であるジェロントロジー(産業ジェロントロジー)に基づき、心身の変化を科学的に捉えることです。
プログラムでは、AIを自己分析ツールとして活用し、以下のプロセスで「次の20年」の働きがいを構築します。- (1) 導入とマインドセット: 「次の20年」の働きがいと、高齢期にも伸びる「結晶性知能」ベースで中堅層の役割を再定義。
- (2) AIを活用した自己の資産分析: 過去のスキル・経験を整理し、AIを活用して棚卸。
- (3) AIを活用した「未来への展望」: AIと対話し「自分の市場価値」などを多角的に分析。
- (4) 相互啓発・未来への投資策: グループワークを通じた自省と他者理解の促進。
- (5) 組織課題への接続: 行動計画の作成と自己宣言。
『産業ジェロントロジーの講座』であるということが重要です。AIのリスキニング教育に留まらないことが、この研修の重みです。
- 3. まとめ
キャリア自立は個人の問題に留まらず、企業の人材戦略や顧客対応にも直結する重要な視点です。
